今回は「サハラ」です。
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「日出ずる国」日本から「陽の没する大地(マグレブ)」の一国、モロッコに行ってきました。
商都カサブランカから古都マラケッシュを経てアトラス山脈を越えると、そこは砂漠の町ワルザザード。
更に、カスバ街道に沿ってオアシスの町ゃトドラ峡谷を経て、人口一万人のオアシスの町エルフードに着く。
ここからはランドローバーに乗り替える、数台のランドローバーが木も道もない広漠たる大地を
お互いが見えないくらいにバラバラなコースを採って、競うように砂塵を巻き上げて疾走する。
互いに近づかないのは、砂塵を避けるためと客へのサービスであろうか。
夜も同様に互いのヘッドライトが見えないくらいにそれぞれが自由なコースで走りまくる。
砂漠に暮らす動物的方向感覚に感服すること約1時間で、小さな村メルズーガに着いた。
赤いローズ・サンドの大砂丘。
ふしぎと物音のしない静かな世界。
夕日、満月、朝日、ラクダ、の影が一段と寂しさをつのらせる。
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